難聴・めまい・耳鳴り鍼灸で改善

耳の専門治療のご案内

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耳の構造と生理学

耳の解剖図


◆耳の構造と役割
耳は、御存知のとうり感覚器のひとつで、「周囲の空気振動を音として脳に伝える聴覚機能」と「平衡感覚をつかさどる機能」を担っています。耳に問題が発生すると、聴覚に異常(難聴)をきたしたり、耳鳴り・めまいを生じることがあります。

耳は、外耳(がいじ)・中耳(ちゅうじ)・内耳(ないじ)という3つの部位から成り立っています。 人の聴力は通常、20~2万Hz(ヘルツ)の周波数をとらえることができると言われています。日常会話のレベルは200~4000Hzですが、周波数(Hz)が高いほど高音となります。また、加齢とともに高音領域が聞き取りにくくなってきます。

外耳(がいじ)は耳の一番外側の部分で以下の3組織で構成されています。
・耳介(じかい)・・・空気の振動を広く集める集音作用を担う部位
・外時道(がいじどう)・・・筒状の空洞構造により鼓膜に空気振動を伝える部位。
・鼓膜(こまく)・・・鼓膜自体が振動し、その振動が中耳に伝播。太鼓でいう皮張りの部分です。

中耳(ちゅうじ)は空洞な組織です。鼓膜に接した鼓室には、振動を増幅させる3つの骨;耳小骨があります。そして、中耳腔は耳管で鼻とつながっており、喚起および空圧調整の機能を担っています。

内耳(ないじ)は聴覚をつかさどる蝸牛(かぎゅう)と平衡感覚をつかさどる前庭(卵形嚢・球形嚢・三半規管)からなっています。音の情報を脳へ伝える聴覚神経があります。
蝸牛・・・音を感受 前庭・・・重力と直線加速度を感受
三半規管・・・回転速度を感受 蝸牛にはリンパ液が満ちています。 耳小骨の振動でそのリンパ液が揺れ、その揺れを感覚細胞(有毛細胞)がとらえて電気信号に変換します。有毛細胞は蝸牛の内側に並んでいて、その場所によって担当する周波数(音の高さ)がことなり、入口付近は高音、奥は低音を捉えます。電気信号は、蝸牛神経を通って脳に伝えられます。 また、内耳は聞こえだけでなく平衡感覚・速度感覚もつかさどっています。卵形嚢・球形嚢は重力 ・直線方向の動きを感知し、三半規管は回転運動を感知します。

聴力低下
中耳炎や鼓膜の損傷によって生じる聴力低下を伝音性障害といい、内耳から奥にある感音器の障害によって起こる聴力低下を感音性障害といいます。加齢とともに生じる聴力低下は、誰にでも起こりうることですが、これは内耳の機能低下(感音性障害)が原因です。 その他、薬物性難聴、騒音性難聴、突発性難聴などは感音性障害に分類されます。

耳鳴り

耳鳴りは大きく分けて以下の3つに分類されます。

1、生理的な耳鳴り
健康な人でも生じることがある一過性の耳鳴りです。「ジーン」「ボーン」など静かな部屋やエレベーターなど生じることがあります。
2.病的な耳鳴り
自分にしか聞こえない耳鳴りで、「ガーン、ジー、ガー」など様々な聞こえ方で、断続的または継続的に耳鳴りが続きます。内耳の障害が原因であることが多く、聴力低下やめまいを伴う場合があります。
3.他覚的な耳鳴り
本人はもとより、他の人にも実際に聞こえる耳鳴りです。耳周囲の血管の異常、顎関節の異常なので生じる場合があります。

めまい
「めまい」は主に二つの種類に分かれます。一つ目が「回転性のめまい(自分の周囲がぐるぐる回っているように感じる)」、二つ目が「浮動性のめまい(ふわふわ自分が浮いているように感じる)」です。「立ちくらみ」もめまいの一種ですが、これは起立時の急激な血圧の低下が原因で起こるものです。

めまいは多くの場合、聴覚器官の異常が原因です。内耳中にある三半規管(3本の管)にはリンパ液が満たされていて体の動きとともに移動するリンパ液の状態を脳が感知して、平衡感覚や運動感覚を認識しています。この三半規管に異常が、めまいの症状となって現れるのです。

一方、脳の異常からめまいが起こる場合もあるので、一度は精密な検査をお受けになることをお勧めいたします。

椎骨動脈血流障害によるめまい
首の骨の変形やコリで脳への血流が低下してめまいが起こりますが「鍼灸治療」がの良い適応となります。

性発作性頭位めまい
顔を上げた時や寝ている間に寝返りをうったときに起こりやすく、めまいが1~2分続きます。症状が治まっても、繰り返し起こすこが多く、中高年に多い症状です。

メニエール病
回転性のめまいに耳鳴り、聴力低下を伴うのが特徴です。心労やストレスが原因の一つと言われています。